JR仙石線「松島海岸駅」新駅舎の利用開始は2021年冬の予定
2019年より始まっているJR仙石線「松島海岸駅」の建替え工事ですが、令和3年(2021)の冬には新駅舎と1番線新設ホーム用エレベーターの利用が開始されるようですので、お知らせいたします。
「松島海岸駅」は竣工から94年経過!
松島海岸駅の竣工は昭和2年(1927)宮城電気鉄道の松島公園駅として開業。駅舎は仙石線開業時の老朽化した木造駅舎で、バリアフリー設備が未整備となっていました。
そこで、JR東日本では改札口からホームまでをバリアフリー化するとともに、観光案内のためのスペースを設けるなど、「日本三景松島」にふさわしい駅舎として全面的に建替えすることにしたそうです。
■新駅舎のデザインコンセプト
・ 広場に面している駅舎正面に大型のガラスを採用し、駅舎内が明るく開放的な空間となるよう計画。
・ 駅舎の外観は落ち着いた色合いとし、周辺の樹木との調和に配慮。
■新駅舎
・ 構造・規模:鉄骨造3階建、延床面積 約 670 ㎡
・ 主な設備
(1階):自動券売機、自動改札機、駅事務室、男女トイレ、 多機能トイレ、1番線新設ホーム用エレベーター、 待合・観光案内・事業スペース(予定)
(2階):駅後方施設、事業スペース(予定)
(3階):1番線新設ホームへの連絡口(エレベーター・階段)、 屋上スペース
プラットホーム・連絡通路
・1番線新設ホーム:長さ約 85m
・2番線既設ホーム:エレベーター新設、転落防止用固定柵設置(1番線側) ※2番線既設ホームへの連絡通路(線路下部)は、既設階段へ の通路に加えて、エレベーターへ連絡する通路を新設
■今後の予定
(1) 新駅舎利用開始:2021 年冬頃(1番線新設ホーム用エレベーター使用開始)
(2)工事完了:2022 年春頃(2番線既設ホーム用エレベーター使用開始)
JR東日本からの仙石線「松島海岸駅」の整備に着手のニュース記事はこちら
現在、JR仙石線「松島海岸駅」は解体工事中ですので、仮駅舎をご利用ください。