震災の風化を防ぎ、防災意識を高める「東松島市震災復興伝承館」
スポット
「東松島市震災復興伝承館」について
東松島市震災復興伝承館は、東松島市「東日本大震災復興祈念公園」内に位置しています。震災による犠牲者の追悼と鎮魂、震災の記録などを後世へ伝承することを目的に整備されました。
平成28年(2016)10月にオープンしていますが、1階部分に震災からの復興の記録の他に、新たにSDGs未来都市の理念とスポーツ健康都市宣言など、東松島市が目指す姿をパネルで展示。また東松島市の復興に尽力した全国の自治体派遣職員の名板を設置し、令和2年(2020)10月31日にリニューアルオープンしました。
2階には震災当時、実際に使用されていたJR東日本の券売機が保存されています。
東松島市震災復興伝承館がある公園内には、皇后陛下御歌碑や祈念広場と慰霊碑モニュメント、震災遺構の旧野蒜駅プラットホームがあります。
「東松島市震災復興伝承館」のおすすめのポイント
「祈念広場にある慰霊碑(震災復興モニュメント)」
祈念広場には慰霊碑(震災復興モニュメント)が設置されています。亡くなった方々の芳名板を安置。来場者が祈りをささげるための空間です。
「震災遺構・旧野蒜駅プラットホーム」
震災遺構として東松島市震災復興伝承館の裏手に保存されているのが「旧野蒜駅(きゅうのびるえき)」。ぐにゃりと曲がった線路が、津波の威力を物語ります。
「東松島市震災復興伝承館から近い野蒜海岸」
野蒜海岸からは太平洋が一望でき、白砂青松の美しい海岸線が約3kmも続きます。
初日の出のスポットとしても知られている野蒜海岸。初日の出のイベントに合わせて特別に鳥居が設置され、毎年多くの人が訪れます。
「東松島市震災復興伝承館」へ訪れた方の口コミ
訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。
- 東松島市震災復興伝承館は、旧野蒜駅の隣に建てられた建物です。ここでは、震災で壊された旧野蒜駅の状況が如実に示されています。震災の状況が如何に過酷であったかを見ることができます。
観光でいらした方こそ是非とも見て頂きたいです。伝承館の中は、東松島市の震災の被害状況やその後の歴史も記されています。KIBOTCHAとともに必見です。旧野蒜駅前には、震災で亡くなった方の慰霊碑があります。その周りを眺めると震災の甚大な被害を感じることができます。 (出典:じゃらん) - 東日本大震災で津波による被害を受けたJR野蒜駅が震災遺構として保存されています。駅舎の2階が展示室になっていて、野蒜地区と周辺の被害の様子を写真パネルで展示しています。また、生き残った地域の住民の方のインタビュー映像も上映されています。 (出典:じゃらん)
「東松島市震災復興伝承館」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 東松島市震災復興伝承館 |
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所在 | 〒981-0411 宮城県東松島市野蒜字北余景56-36 |
ホームページ | https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/index.cfm/22,28310,71,271,html |
アクセス | <電車> JR仙石線「野蒜駅」より徒歩約20分 <車> 三陸自動車道 鳴瀬奥松島I.Cより約10分 |
駐車場 | 無料(大型バス駐車可能) |
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:00~17:00 【定休日】 毎月第3水曜日 |
トイレ・バリアフリー | あり |
Wi-Fi対応 | なし |