伊達政宗の娘・五郎八姫の菩提寺「天麟院」
寺社・歴史
「天麟院(てんりんいん)」について
天麟院は、仙台藩藩祖・伊達政宗と正室・愛姫(めごひめ)との間に生まれた、娘・五郎八姫(いろはひめ)の菩提寺です。
五郎八姫は大変美しく聡明であり、「五郎八姫が男子であれば」と父・政宗公を嘆かせたほどでした。
10歳代前半の頃、大久保長安仲介のもと、徳川家康の六男・松平忠輝(まつだいら ただてる)と結婚。
しかし2年後に忠輝の領地が改易(領地没収)となり、政略離縁させられます。
以後は父・政宗のもとに戻り、晩年に出家。出家後の院号は天麟院(てんりんいん)という号を名乗り、享年68年で生涯を終えました。
「天麟院」のおすすめのポイント
「御朱印」
天麟院は、三陸三十三観音霊場の2番札所。
三陸三十三観音霊場とは、松島から宮古までの三陸道を巡る369kmの巡拝ルートのこと。1番札所は隣接する「円通院」です。
天麟院の御朱印は、ご本尊の「釈迦牟尼仏」と「いろは観音」の2種類をいただけます。
「天麟院」へ訪れた方の口コミ
訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。
- 「円通院」の隣(松島海岸駅寄り)にある伊達政宗の娘であり、徳川家康の六男の正室でもあったが、離縁により出家した「五郎八姫」の菩提寺です。
庭園の桜が満開で、とても綺麗でした☆
お隣の「瑞巌寺」や「円通院」の混雑ぶりが嘘のように空いていて、のんびり見学できてとても良かったです(見学無料なのに人気がないのはちょっと意外ですが・・)。 (出典:じゃらん) - 天麟院は伊達政宗と正室の間に生まれた、ただ一人の娘である五郎八姫の菩提寺だそうです。政略結婚による不遇を味わせてしまった父政宗が同情して援助した寺の様です。 (出典:じゃらん)
- 伊達政宗の唯一の娘、五郎八(いろは)姫の菩提寺です。
松島海岸駅から徒歩約5分ほど、円通院の隣にあります。
瑞厳寺、円通院と異なり、無料で拝観することができます。
境内には、本堂があるほか、「いろは観音」や「南無延命地蔵尊」等があります。
また、あじさいの花等も綺麗に咲いています。
円通寺、瑞厳寺等を訪問する予定であれば一緒に立ち寄りたいスポットです。 (出典:じゃらん)
「天麟院」の滞在傾向
※弊社調べによる参考値となります。
訪問時期 | 11月 |
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平均滞在時間 | 1時間未満 |
男女比 | やや男性が多い |
「天麟院」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 天麟院 |
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所在 | 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島町内51(円通院の隣) |
ホームページ | http://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=145 |
アクセス | <電車> JR仙石線「松島海岸駅」より徒歩約5分 <車> 三陸自動車道 松島海岸IC.より約15分 |
駐車場 | 専用駐車場はありません。近隣にコインパーキングがございます。 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
トイレ・バリアフリー | なし |
Wi-Fi対応 | なし |