「五大堂(ごだいどう)」について

五大堂(ごだいどう)はJR仙石線「松島海岸駅」から徒歩8分ほど、松島遊覧船乗り場の近くに浮かぶ小島に建っています。

平安時代にあたる大同2年(807)、東北征討のため訪れた征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が建立した「毘沙門堂」が、五大堂のはじまりと伝えられています。
その後天長五年(828)、慈覚大師・円仁が五大明王像を安置したことから「五大堂」と呼ばれるようになりました。

現在のお堂は江戸時代の慶長9年(1604)、仙台藩初代藩主・伊達政宗公によって建立されたもの。東北地方に現存する最古の桃山建築であり、国の重要文化財に指定されています。

五大堂の幹回りには方位に従って十二支の彫刻が配されており、お堂を一回りすればすべての干支をみられます。
ぜひ自分の干支を探してみてくださいね。

「五大堂」のおすすめのポイント

「透橋(すかしばし)」
透橋とは五大堂が建つ小島にかかる、2本の朱色の橋のこと。足元が格子状になっており、隙間から5m下の海面をのぞけます。
その名の通り足元が透けている、中々スリリングな橋です。

これは聖域に入る前に、参拝者の心を引き締めるための戒めとされています。または足元をみて、将来をしっかり見定めるという意味から「透橋」と名付けられたという説もあります。

「33年に一度だけ、御開帳される秘仏」
秘仏である五大明王像(国の重要文化財)は、慈覚大師の手彫りと伝えられる一木造りで、平安時代中期に制作されたもの。

33年に一度訪れる御開帳の際には、普段「瑞巌寺」に保管されている五大明王像が、この五大堂に安置されます。
次回の御開帳は2039年の予定です。毎年8月20日が例祭日で、その時は堂内を拝観できます。

「広がる松島湾の眺望」
五大堂の正面には、日本三景・松島の景色が広がります。すぐそばに遊覧船乗り場があるため、松島湾を行き交う船をカメラに収められるフォトスポット。反対側からは、福浦橋と福浦島がみえます。

「五大堂」へ訪れた方の口コミ

訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。

  • 松島湾に浮かぶ島のひとつで、下が見える赤い橋を渡っていきます。島にはお堂が建てられていて、振り返ると松島が一望できる展望台にもなっていました。島は小さいので、あっという間に1周できます。 (出典:じゃらん)
  • 橋の先は海が一望出来て眺めがすてきです。
    海をバックに写真を撮ったり橋の上でも写真を撮ったりしたいですが、こじんまりとしてるので、他の人が写ったり邪魔になったりします。
    (出典:じゃらん)
  • 下が見えるのでなかなか怖かったです!笑
    景色もとても美しいですが、観光客が多かったので、
    ゆっくりその場で記念写真などは難しいです。
    (出典:じゃらん)

「五大堂」の滞在傾向

※弊社調べによる参考値となります。

訪問時期4月~5月、11月
平均滞在時間1時間未満

「五大堂」の基本情報

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。

名称五大堂
所在〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字町内111
ホームページhttp://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=141
アクセス<電車>
JR仙石線「松島海岸駅」より徒歩約8分

<車>
三陸自動車道 松島海岸I.Cより約15分(国道45号線沿い、松島海岸観光桟橋すぐ)
駐車場なし(近隣有料駐車場を利用)
料金無料
営業時間8:30~17:00
トイレ・バリアフリー●周辺に公衆トイレあり
Wi-Fi対応なし

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