江戸時代の偉業「元禄潜穴第6ずり出し穴」
寺社・歴史
目次
「元禄潜穴第6ずり出し穴(げんろくせんけつだいろくずりだしあな)」について
元禄潜穴第6ずり出し穴とは、宮城郡中部に存在した品井沼(しないぬま)の水を松島湾に排水し水害をなくすことと、米を増産するため品井沼を干拓し、新田開発することを目的に造成されたトンネルです。
工事は仙台藩4代藩主・伊達綱村の命により、元禄6年(1693)に始まりました。完成は5年後の元禄11年(1698)。
当時は現在のような技術がないため、工事のほとんどが人力です。工事は困難を極め多くの犠牲者を出しました。完成後も排水機能の維持が困難となり、6回の大改修工事が行われています。
元禄潜穴の竪穴(ずり出し穴)は全部で10カ所。元禄潜穴第6ずり出し穴は保存され、松島町の指定文化財に指定されています。
「元禄潜穴第6ずり出し穴」のおすすめのポイント
「元禄潜穴第6ずり出し穴へ続く階段」
元禄潜穴第6ずり出し穴まで行ける階段が設置されています。けっこう深く下りますので、足元に気を付けて下りてください。
「元禄潜穴第6ずり出し穴」
穴には水がたまっており、人力で完成させた江戸時代の偉業をみることができます。
季節によっては、水がない日もあります。
「元禄潜穴第6ずり出し穴付近の名所」
・明治41年(1908)に、東宮殿下(後の大正天皇)が明治潜穴工事をご台覧された時の記念碑。
・元禄潜穴工事完成後の悲話を伝える「おまん地蔵」。
上記スポットは、元禄潜穴第6ずり出し穴から近いのでオススメです。
「元禄潜穴第6ずり出し穴」へ訪れた方の口コミ
訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。
「元禄潜穴第6ずり出し穴」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 元禄潜穴第6ずり出し穴 |
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所在 | 〒981-0203 宮城県宮城郡松島町根廻鶴沢16 |
アクセス | <電車> JR東北本線「愛宕駅」より徒歩約21分 <車> 三陸自動車道 松島北I.Cより約3分 |
駐車場 | なし |
トイレ・バリアフリー | なし |
Wi-Fi対応 | なし |