「西の浜貝塚(にしのはまかいづか)」について
西の浜貝塚は、七ヶ浜町の「大木囲貝塚」と鳴瀬町の「宮戸島貝塚」と並び、松島湾内三大貝塚の一つ。
貝塚は東と南西斜面に厚く堆積しており、その範囲は東西130m、南北200mにおよんでいます。
これまでの調査によると、縄文時代前期~末期までの土器、石斧、土偶、骨格製の釣り針、自然遺物としてはタイ、スズキ、アサリ、カキ、ハマグリ、鹿や猪など獣類の骨が発見されました。
また弥生時代、古墳時代、奈良時代の遺物も発見され、長期間にわたる遺跡であることが判明しています。
遺跡の南東部からは、日常生活用品ではない、ボロボロの土器が大量の灰とともに出土し、東北地方ではじめて奈良時代の製塩跡が発見されました。
(「史跡西の浜貝塚」案内板より」)
「西の浜貝塚」のおすすめのポイント
「西の浜史跡公園」
国の史跡公園にも指定されている「西ノ浜貝塚」。現在は斜面を芝生が覆い、公園として利用できます。
4月には桜、6月頃にはあやめが見ごろを迎えます。
「西の浜貝塚」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 西の浜貝塚・西の浜史跡公園 |
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所在 | 〒981-0212 宮城県宮城郡松島町磯崎字西の浜 |
ホームページ | http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/kuni-siseki15.html |
アクセス | <電車> JR仙石線「高城町駅」より徒歩約20分 <車> 三陸自動車道 松島海岸I.Cより約15分 |
駐車場 | 専用駐車場はありません。 高城町駅周辺にコインパーキングがございます。 |
料金 | なし |
営業時間 | なし |
トイレ・バリアフリー | 公衆トイレあり |
Wi-Fi対応 | なし |