「西ノ浜貝塚」について
松島湾の北西部にあり、標高15mの舌状台地から海岸部にかけて立地しています。
規模は東西130m、南北200mにおよび、松島湾では大木囲貝塚・里浜貝塚と並ぶ東日本の代表的な貝塚です。
縄文時代を中心としますが、浜辺には古代の製塩土器も出土しています。
昭和33・34年と41年に発掘調査が行われ、縄文時代前期~晩期、弥生・古墳・古代の遺構・遺物が発見され、長期間にわたる遺跡であることが判明しました。
縄文時代後期の「西の浜式土器」は、この時期の標式となってます。また弥生・平安時代の製塩遺構もみられます。
「西ノ浜貝塚」のおすすめのポイント

「西の浜史跡公園」
国の史跡公園にも指定されている「西ノ浜貝塚」は縄文時代~平安時代にかけての遺物が沢山発見されている場所です。
発見された釣り針や銛といった、骨角器類は漁撈活動の発達を示すものとして良好な資料です。
自治体が公園を整備しており、きれいな花々などを植えているので植物を観賞することもできます。
「西ノ浜貝塚」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 西ノ浜貝塚・西の浜史跡公園 |
---|---|
所在 | 〒981-0212 宮城県宮城郡松島町磯崎字西の浜 |
アクセス | 電車:JR仙石線 高城町駅から、徒歩で約20分 車:三陸自動車道 松島北ICから、約15分 |
駐車場 | 専用駐車場はありません。 高城町駅周辺にコインパーキングがございます。 |
料金 | 無料 |
ホームページ | http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/kuni-siseki15.html |