奥州三観音の1つ「富山観音堂」
寺社・歴史
目次
「富山観音堂(とみやまかんのんどう)」について
松島四大観の一つ「富山」の山頂に鎮座する、富山観音堂。
平安時代にあたる大同年間(806~810)、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が※慈覚大師作の観音菩薩像を安置したと伝えられています。
ご本尊は千手観世音菩薩で、奥州三観音として信仰されていました。
観音堂は、田村氏の血筋を継ぐ伊達政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)が、承応3年(1654)に改修させたもので、松島町指定の文化財に指定されています。
お堂の東に位置する梵鐘は、明暦3年(1657)五郎八姫より寄進されたもので、宮城県の指定文化財に登録されています。
「富山観音堂」のおすすめのポイント
「奥州三観音・富山観音」
奥州三観音とは、坂上田村麻呂にゆかりのある観音像をもつとされ、宮城県には涌谷町の「箟岳(ののだけ)観音」、石巻市の「牧山(まきやま)観音」と富山観音堂の計3か所と伝えられています。
富山観音堂のご本尊は、千手観世音菩薩。御開帳は33年に一度行われます。
「松島の全景をのぞむ展望台」
松島四大観のなかで、唯一松島の全景をのぞめるビュースポット「富山」。
展望台のある山頂には、東屋が設けられており、腰を下ろしてじっくりと景色を堪能できます。
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「富山観音堂」へ訪れた方の口コミ
訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。
- 富山観音堂は奥洲三観音の一つで、とても綺麗な外観で魅力的でした。
展望台からは、松島湾を一望することができ、最高の景色でした。
オススメです。 (出典:じゃらん) - 富山観音からの眺めは、松島湾の全景を一望でき、松島四大観の一つに数えられ麗観と呼ばれています。富山観音へは東松島市との境付近の県道奥松島線から入る舗装道路がありますが、狭いので気をつけてください。1kmほど進むと駐車場があり、300段近い階段を上った先に観音堂と展望台があります。平成28年度の日本遺産にも認定されていますので是非絶景を眺めてみてください。 (出典:じゃらん)
- 観音堂はとても綺麗な外観を見ることができる。
観音堂のすぐ近くにあづまや(四阿)があって、そこからは松島を望む良い景色がある。
観音堂のある富山は、松島四大観の一つに数えられている。 (出典:じゃらん)
「富山観音堂」の滞在傾向
※弊社調べによる参考値となります。
平均滞在時間 | 1~2時間 |
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「富山観音堂」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 富山観音堂 |
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所在 | 〒981-0211 宮城県宮城郡松島町手樽字冨山 |
ホームページ | https://www.town.miyagi-matsushima.lg.jp/index.cfm/8,0,29,254,html |
アクセス | <電車> JR仙石線「陸前富山駅」より徒歩約45分 <車> 三陸自動車道 松島北I.Cより約20分 |
駐車場 | 無料(数台) ※駐車場までの道は細く、対向車とすれちがえない道幅。 |
料金 | なし |
営業時間 | なし |
トイレ・バリアフリー | なし |
Wi-Fi対応 | なし |