扇谷(幽観)【松島四大観】
「扇谷(幽観)」について
山頂からみえる松島湾の入り江が、扇のように浮かんでみることから「扇谷(おうぎだに)」と名付けられた景勝地。※松島四大観の一つで、幽観(ゆうかん)とも呼ばれています。
最寄りの仙石線「松島海岸駅」から登山口まで、車で約5分。登山口から山頂まで約10分と、四大観の中で最もアクセスしやすい場所です。
山頂には東屋のベンチや、瑞巌寺の住職であった鵬雲東搏禅師(ほううんとうばく)の墓所、鵬雲が造営したとされる「達磨堂(金翅堂)」があり、中央に聖徳太子、左に比衣(ひえ)の達磨像、右に鵬雲像を安置されています。
秋になるとカエデ類が深い紅色へと色づき、知る人ぞ知る松島の隠れた紅葉名所となります。
※松島四大観……仙台藩の儒教学者・舟山萬年が選んだ、松島を望む四ヵ所の景勝地。大高森(壮観)、多聞山(偉観)、富山 (麗観)、扇谷(幽観)。
「扇谷(幽観)」のおすすめのポイント

<禅の息吹きを感じる達磨堂>
達磨堂(金翅堂)は元禄8年(1695)、瑞巌寺の住職であった第101世・鵬雲東搏禅師(ほううんとうばく)が造営したお堂です。
当初は中央に聖徳太子、左に比衣(ひえ)の達磨像、右に鵬雲像を安置されていましたが、現在は石碑が佇んでいます。
その下の方には、鵬雲の墓所である岩窟があります。

<三尊像が祀られた金翅塔>
鵬雲東搏禅師の墓所(金翅塔)は、達磨堂のすぐ下側にあります。
岩を削って作られた金翅塔には鵬雲(中央)だけでなく、同じ瑞巌寺の就職である第114世・丹源文叔(右)、116世・牧舟禅慧(左)の墓所となっています。
すぐ近くはベンチが備えられた東屋があり、そのすぐ近くが扇谷のビュースポットとなっています。

<松島四大観の中で最もアクセスしやすい>
最寄りの仙石線「松島海岸駅」から登口まで、車で約5分。国道45号線を仙台方面へ向かい、松島パノラマラインへ。
双観山側の入り口近くにある未舗装の坂を登ったところに、数台分停めれる駐車場があります。
駐車場から石段を登っていき、10分ほどで展望台に到着です。
「扇谷(幽観)」へ訪れた方の口コミ
訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。
「扇谷(幽観)」の滞在傾向
※弊社調べによる参考値となります。
訪問時期 | 6月、11月がピーク |
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平均滞在時間 | 1時間未満 |
男女比 | やや女性多し |
「扇谷(幽観)」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 扇谷 |
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所在 | 〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字桜岡入 |
アクセス | <車> 三陸自動車道 松島海岸I.Cから車で約20分 <公共交通> JR仙石線「松島海岸駅」から徒歩約20分 |
駐車場 | あり/30台/無料 |
営業時間 | 24時間 |
ホームページ | http://www.town.matsushima.miyagi.jp/ |