松島観光ナビ >  スポット >  富山(麗観)【松島四大観】
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「富山(とみやま)」について

松島町と東松島の境目に位置する、標高116.6mの低山「富山(とみやま)」。別名「麗観(れいかん)」と呼ばれる、※松島四大観(まつしましだいかん)の一ヵ所です。
山頂の展望台から日本三景松島の全景をのぞめ、江戸時代の俳人・松尾芭蕉の弟子・曾良(そら)も、『曾良旅日記』にて富山の眺望を記しています。

展望台のほかに、立派な茅葺屋根をもつ山門「仁王門」や、伊達政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)ゆかりの「富山観音堂」があります。

※松島四大観……仙台藩の儒教学者・舟山萬年が選んだ、松島を望む四ヵ所の景勝地。
大高森(壮観)、多聞山(偉観)、富山 (麗観)、扇谷(幽観)。

「富山(麗観)」のおすすめのポイント

「奥州三観音」
山頂にある朱色のお堂「富山観音堂(とみやまかんのんどう)」は、大同年間(806~810)に坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が※慈覚大師作の観音菩薩像を安置したのがはじまりと伝えられています

お堂は江戸時代の承応3年(1654)に、伊達政宗の長女・五郎八姫(いろはひめ)により改修されました。近くにある梵鐘も、五郎八姫より寄進されたものです。

涌谷町の「箟岳(ののだけ)観音」、石巻市の「牧山(まきやま)観音」と並び、「奥州三観音」として人々に信仰されてきました。

※慈覚大師(じかくだいし)……松島町にある「瑞巌寺(ずいがんじ)」の前身、「延福寺」を開いた高僧。

「立ち寄りたい大仰寺」
富山観音堂より下に位置する「大仰寺(だいぎょうじ)」は、瑞巌寺の第100世洞水和尚により開山された、臨済宗妙心寺派のお寺です。奥州三十三観音 第7番札所。

寺院の正面には「麗観」の絶景が広がり、境内からも美しい松島の眺望を楽しめます。

敷地内には松島湾を借景とした枯山水の庭園、殻ぶき屋根の本堂「紫雲閣(しうんかく)」があり、明治天皇、大正天皇が東北巡礼の際休息に立ち寄られています。

※入園料100円かかります。

「富山(麗観)」へ訪れた方の口コミ

訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。

  • 松島観光の中心部からはやや離れているから、観光客が多く訪れる場所ではないけど、眺めが素晴らしい場所として知られている (出典:じゃらん)
  • 眺めがよく、景色が楽しめます。虫対策してくださいね。晴れた日に行かれることをオススメします。 (出典:じゃらん)

「富山(麗観)」の滞在傾向

※弊社調べによる参考値となります。

平均滞在時間1時間未満

「富山(麗観)」の基本情報

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。

名称富山(麗観)
所在〒981-0211 宮城県宮城郡松島町手樽三浦
ホームページhttps://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=133
アクセス<車>
三陸自動車道 松島北I.Cより奥松島パークライン経由で約11分

<公共交通>
JR仙石線「陸前富山駅」より徒歩約45分

駐車場あり/無料/数台

※駐車場までの道は、対向車がきてもすれちがえない程の幅しかありません。
料金なし
営業時間なし
トイレ・バリアフリーなし
Wi-Fi対応なし