松島観光ナビ >  寺社・歴史 >  鹽竈神社の末社「荒脛巾神社」は足の神様

「荒脛巾神社(あらはばきじんじゃ)」について

荒脛巾神社の建立年月日は不明ですが、安永3年(1774)に作成された市川村の風土記に、鹽竈神社の末社の1つとして記載されています。足の神様として広く知られており、旅の安全を祈願する人々に厚く信仰されました。仙台藩主・伊達氏も社領を寄進して保護していたようです。

社名にある脛巾(はばき)とは、旅に出るときに脛(すね)に巻きつける布のこと。かつては祈願成就の際に、奉納された脛巾が多数納められていました。
現在は足に限らず、腰から下の病気にも効き目があるとして、性病や婦人病に悩む人々の信仰も集めています。

「荒脛巾神社」のおすすめのポイント

「社殿に履物」
こちらは、荒脛巾神社の社殿。多くの履物が奉納されています。
木でつくられた両足の脛部分や、明治時代の日付が入った履物なども奉納されていました。

「聖徳太子を祀る」
社殿左手にある、聖徳太子を祀る太子堂。左に聖徳太子と書かれた板碑があります。

「病魔を切るハサミ」
社殿の右手にある、養蚕(ようさん)神社。ハサミは「病の根を切る」という信仰からハサミが多数奉納されています。

「荒脛巾神社」へ訪れた方の口コミ

訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。

  • 物静かで古い神社でした。
    歴史を感じることができる由緒ある神社で、とても落ち着いた雰囲気がありました。
    (出典:じゃらん)
  • 腰から下の病気に霊験があると云われています。江戸時代には伊達家から社領が寄進されるなど由緒深い神社です。旅の安全祈願にも? (出典:じゃらん)

「荒脛巾神社」の基本情報

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。

名称荒脛巾神社(あらはばきじんじゃ)
所在〒985-0864 多賀城市市川伊保石44
アクセス<電車>
JR東北本線「国府多賀城駅」より徒歩約20分

<車>
三陸自動車道 多賀城I.Cより約5分
駐車場なし
トイレ・バリアフリーなし
Wi-Fi対応なし