東北の歴史と文化を世界へ発信する「東北歴史博物館」
「東北歴史博物館」について
東北歴史博物館は、昭和49年(1974)に開館した東北歴史資料館を継承。宮城県を中心としながらも東北地方の歴史や文化を、日本国内にとどまらず世界に広く発信することを大きな目的として、平成11年(1999)に開館しました。
総合展示室は旧石器時代から近現代までの、東北地方の歴史や文化が展示の中心となっています。
テーマ展示室では、「民俗・民芸」「個人コレクション」「美術工芸・歴史」などのテーマを設定。それぞれに対応する展示室を設けています。
映像展示室では、行事や芸能、技術といった無形の民俗を対象に制作した東北歴史資料館オリジナル映像を展示。
映像は250インチの大型スクリーンに映し出され、106名(客席102、車椅子ブース4)が鑑賞できます。
「東北歴史博物館」のおすすめのポイント
「昭和の雑貨屋をそのまま展示」
本館の総合展示室の昭和コーナーには、昭和40年頃の雑貨屋がそのまま展示されています。駄菓子やブラウン管式テレビがあるレトロな室内が人気です。
「東北歴史博物館の特別展が好評」
東北歴史博物館では、毎年3回から4回の特別なテーマを設け展示や企画展示を行っています。特別展の日程詳細は、公式ウェブサイトでご確認ください。特別展は常設展観覧料の他に、別途観覧料が必要です。
「3階はこども歴史館と図書情報室、講堂」
こども歴史館では見る、触れる、使う、聞くなど、さまざまな歴史体験ができます。
他には映像の進行に参加できるインタラクティブシアターや、昔ながらの技や工夫に触れるワークテーブル、オリジナルソフトを操作するパソコンランドの3つのコーナーがあり、子どもはもちろん大人も体験を通して歴史を感じることができます。
「東北歴史博物館」へ訪れた方の口コミ
訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。
- 先日初めて訪問しました。小説で「東北は3度独立を目指した」と書かれたものがあり、東北の歴史に興味を持ってこの博物館を訪問しました。
期待通り、東北の石器時代から近代まで、実に幅広い展示で大満足です。ちょうど東大寺展が開催されていましたが、古代より大和朝廷の支配を受け、宗教的にも国家鎮護のモトに仏教が使われた感もあります。
多賀城がそうした大和朝廷の最前線だったのですね。文化的にも東北は独特で、縄文文化の流れを残すのでしょうか、山岳信仰やマタギの世界が根強い様に思います。
そんな思いを抱きながら総合展示をぐるっと回ると時間を忘れ東北の歴史文化にどっぷりと漬かれました。
ちなみに「3度の独立」とは、平安期のアテルイの乱、鎌倉期の奥州藤原氏、明治維新の奥羽越列藩同盟のようです。 (出典:じゃらん) - JR東北本線・国府多賀城駅の前にあります。
宮城県や仙台を中心とした東北の歴史についての資料館です。
周辺はかつて国府多賀城があった場所で、史跡めぐり前にこの博物館で「勉強」しておくといいでしょう。
立派な博物館ですが、見学客は少なく、少々贅沢のような気もしました。 (出典:じゃらん)
「東北歴史博物館」の滞在傾向
※弊社調べによる参考値となります。
平均滞在時間 | 1~2時間 |
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「東北歴史博物館」の基本情報
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。
名称 | 東北歴史博物館 |
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所在 | 〒985-0862 宮城県多賀城市高崎1-22-1 電話番号: 022-368-0106 |
ホームページ | https://www.thm.pref.miyagi.jp/ |
アクセス | <電車> JR東北本線「国府多賀城駅」 より徒歩すぐ <車> 三陸自動車道 多賀城I.Cより約5分 |
駐車場 | 無料/普通車191台、大型バス10台 |
料金 | 大人:460円 小中高生:無料 ※特別展は別料金 |
営業時間 | 9:30~17:00 ※観覧券の発券は16:30まで 【休館日】 毎週月曜日 (祝休日の場合はその翌平日) 年末年始 (12月29日から1月4日まで) |
トイレ・バリアフリー | あり |
Wi-Fi対応 | あり |