松島観光ナビ >  寺社・歴史 >  「柏木神社」鹽竈神社随従の神を祀る

「柏木神社(かしわぎじんじゃ)」について

柏木神社の創建は延暦2年(783)と伝わっており、明治2年(1869)5月26日の調書によると「勧請、延暦2年(783、平安)、御棟札御座候」と記されていましたが、現在この棟札はありません。

ご祭神は鹽竈神社随従の神である「藻塩場老翁(もしおばのおじ)」と「藻塩場老女(もしおばのろうじょ)」。
かつて境内には柏の木があり、鹽竈神社の神は塩をその葉で包んで人々に分け与えたという伝説があり、柏木神社の由来とされています。

戦時中の昭和18年(1943)に神社の周辺一帯に海軍工廠(かいぐんこうしょう)が設営されることになり、笠神地区から現在の大代地区に移りました。
かつて観音像が祀られ明性院と呼ばれた時代もありましたが、明治時代に柏木神社と改名しています。

「柏木神社」のおすすめのポイント

「穴場な花見スポット」
境内の手前右側にある板碑群。常緑樹で囲まれ緑が美しく、桜シーズンは多くの人が訪れる名所となっています。

「明治に造営された社殿」
こちらは柏木神社の旧社殿。右側に忠魂碑が建てられています。現在の社殿は、明治百年記念として新たに造営されたものです。

「由来の木」
社殿と旧社殿の間にある柏の樹。柏木神社の社名の由来となった樹です。

「柏木神社」へ訪れた方の口コミ

訪れた多くの方々のクチコミから、一部をご紹介します。

  • 桜のシーズンには綺麗な景色を楽しむことができました。人混みが苦手なのですが、混み合うこともなく静かに楽しむことができました (出典:じゃらん)
  • 神社巡りが好きな友人たちと行ってきました。
    桜の時期だったので、とてもきれいでした。
    ここの柏の木から、柏木神社となったようです。
    (出典:じゃらん)

「柏木神社」の基本情報

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りませんのでご了承ください。

名称柏木神社
所在〒985-0832 多賀城市大代5丁目17-50
アクセス<電車>
JR仙石線「多賀城駅」より徒歩約45分

<車>
三陸自動車道 仙台港北I.Cより約15分
駐車場無料
トイレ・バリアフリーなし
Wi-Fi対応なし